2008年03月22日

●一番安価なクーペ って違うでしょ。

日本経済新聞社系列のサイトで気になった記事

>価格はMT車が538万円、AT車が549万円。
>BMWブランドでは一番安価なクーペとなり、
>スポーティさを求める若年層など新規顧客の開拓を狙う。

一番安価なクーペは320iクーペである。
1シリーズでクーペが発売されたから、現状を調べもせず記事を書いたのだとしたら
非常にレベルの低い記事である。
個人サイトならまだしも、マスメディアのサイトで、こういったレベルの記事が最近目につく。

135iクーペは500万円台なので、若年層の一般的な年収レベルには厳しいだろう。
現時点のエントリークーペは400万台の320iクーペなのである。それでも20代の若年層にとっては、
頑張って買うレベルかと思うが。

今回の記事は、プレスリリースをそのまま引用・・・というよりも
記者の直感的な思い込みだけで記事を機械的に書いているような気がする。

2008年03月21日

●新型AUDI A4の対象は年収1400万の高所得ファミリー世帯

新型AUDI A4の対象は年収1400万の高所得ファミリー世帯

当HPのアンケートでは年収1000万超は18%と約2割にすぎず、
BMWの場合、メインターゲットとは言えない。

BMWの場合は主力が3シリーズであるが、アウディはA6がメインなのだろうか。
もし、A4がメインの場合は、年収1000万超がメインターゲットにはならないだろう。

新型A4は、価格的には従来のままのようだが、ボディサイズはA6並になった。
それは、ミドルクラスのセダンマーケットに食い込める・・・と思っているのだろうか。

確かにボディサイズは、3シリーズやCクラスを凌駕し、完全に一回り大きいサイズになっている。
このボディサイズは完全に過去のA4ユーザー(コンパクトセダン)を切り捨てる
ぐらいのサイズとなっている。日本市場においては1820ミリ超という数字は、
従来のコンパクトセダンユーザーにとっては、拒否反応を示す数値に違いない。

さて、大柄なアウディがお買い得な値段で買える・・・というメリットはあるかもしれない。
特殊な日本市場において、高額所得層にとって、所有欲を満たす車となるかは、微妙なところである。
特徴的なライトは子供っぽく映るという意見もある。

コンパクト?セダンでは圧倒的な強さを見せる3シリーズと、
サイズを抑えつつ、魅力を増したしたCクラスに対して、
巨大化しつつ、価格を抑えたA4の戦いはこれからである。

ただ、メルセデス、BMW、そしてレクサスの競合が競う
アッパーミドルクラスのセダン市場にアウディが食い込むには、
まだまだ時間が掛かると思われる。

2008年03月03日

●BMW1シリーズの深謀遠慮

このページでは、なにやらBMW1シリーズに対するマーケティング論が書かれているが、疑問を投げかけたい。

>「安っぽい」とか「BMWらしくない」

■コスト
E46から比べて、安っぽさが目立つ部分は無く、3シリーズに対する1シリーズとしては分相応・正常進化。

■スタイリング
好みが分かれるところであるが、E46コンパクトよりも万人好みなのではないだろうか。
ニューインプレッサが、かなりE87を意識したスタイリングである事など、
日本人から見て違和感は無いのかもしれない。

コンパクトなE87ゆえに、後席の居住性はやや狭く、普通のセダンとしてデビューさせるにはサイズ・デザイン的に無理があるだろう。
ハッチバックは必然だった。ゴルフやA3、Bクラスの対抗馬として、FRハッチバックのインパクトは十分ある。

■ローエンドモデル
E36/E46コンパクト(tiモデル)は、BMWのローエンドという設定だったかは不明だが、
現行、E87と比べて決定的な価格差の開きは無い。
言い換えれば、tiモデルが1シリーズになったと解釈すれば、ハッチバックモデル・価格も単にスライドしただけである。

■既存顧客の離反
従来も似たような価格帯のモデルが存在したのだから、既存顧客の離反は考えられない。
またイメージダウンにも繋がらないだろう。

海外での1シリーズは、BMWにおける販売台数拡大に貢献していないようだが、
海外での不人気?とは裏腹に、国内では相応のヒットモデルとなっている。

■クーペ投入に3年半も間を空けたのか。
3シリーズが巨大化した中で、もう少しコンパクトなクーペが必要となったことは、
当初の計画にあったと思われる。

1シリーズ登場当初から、2シリーズ?などというクーペモデルの登場が噂されていた。
2シリーズ?クーペモデルとして・・・全く新しいモデルとして、
新設されるとしたなら、発売タイミングを合わせる必要性は無い。

■まとめ
金森氏の意見は、BMWに対する表面的な偏見が目につく。

BMWを知らないユーザーから見た意見として捉えるなら、こんな見方もあるのかなぁ・・・という感じである。