2008年04月28日

●Dセグメントとは・・・我慢を強いられる日本市場

Dセグメントとは。

欧州車での勝手な定義で、全長が約4500mmから4800mmまでの範囲の
車種を指すが明確な定義はない。
従来、コンパクトセダンとして認知されていた車をDセグメントに分類しているが、メーカーの大型化思想によりセグメントの範囲が不明確なものになりつつある。

代表的な車種としては

・BMW3シリーズ
・メルセデスCクラス
・アウディA4
・フォルクスワーゲンパサート
・アルファ156
・トヨタアベンシス
・スバルレガシィ
・ホンダアコード

となるが、メーカーや顧客のターゲット・車の性格は大きく異なっている。
上記よりも、一回り小型な車種をCセグメント、大型な車種をEセグメントに分類する。

昨今では、北米マーケットを意識した日本車も従来の5ナンバー枠を捨て、3ナンバー化を図っている。
ホンダシビックなどは、国内よりも海外をメインマーケットに転換した典型である。

一方、トヨタクラウンのように日本市場をメインとした車では、意識的に全幅を1800ミリに抑えられている。

さて、E90 3シリーズにおける全幅の大幅な巨大化について、「一部雑誌で肯定・容認する意見」に対して、「HP上で全面的に否定」させていただいた。

一部雑誌からの反響も得られ、雑誌のインプレッション内容に、メーカーから買収されたかのような、全幅容認意見から一変し、否定的な意見が多くなったと感じる読者も多いと思う。

しか〜し、発売から3年が経過し、好調な売れ行きを示す3シリーズの結果により
「全幅拡大を市場に受け入れられた・・・」
「ボディが大きくなった事を歓迎する志向・・・」
など、首を傾げる雑誌コメントも堂々と出てきた。

実態としては、車庫などに問題の無いユーザーが購入しているのであって、道路や駐車事情が改善されているワケではなく、ギチギチの駐車場や狭い路地などでは、ユーザーは我慢を強いられているに過ぎない。

日本市場向けの車として、クラウンは、オッサン向けの日本のマーケットを熟知?していると思う。
この車の良し悪しは別として、日本のアッパー及びアッパーミドルサルーン(Eセグメントユーザー)は、1800ミリ超を好まないことは、トヨタのマーケティングからも明白である。まして、EセグでDセグを超える全幅など日本の狭い道路事情では、考えられない数値であることは言うまでもないだろう。

もう、欧州車をベタ褒めする時代は、とっくに終わった。欧州車の個性を楽しむ時代だと思う。自動車評論家は、メーカーを受け売りを止め、ユーザーの立場に立ったコメントをするべきだろう。

2008年04月26日

●320iマイナー 32万円の装備充実で価格は5万円アップ

3周年を記念して・・・ということで、4,5年がモデルサイクルの国産車であれば、ビックマイナーチェンジを行ってもおかしくない。
事実、海外ではフロントやリヤのイメージを変更したビッグマイナーチェンジのモデルがスクープされている。
言い換えれば、上記マイナーチェンジの為の在庫処分的な意味合いも強いかもしれない。

また、約32万円の装備充実で、価格は約5万円のアップに抑えていることから、
在庫処分?とは言え非常にお買い得と言えるだろう。
直近の円高や、メルセデスCクラス、アウディA4の新型デビューにより、ライバルに急接近されている3シリーズとしても魅力アップの装備充実は、購入層に訴えるインパクトになる。

しかし、最近になって320iを購入したユーザーにとっては、高い金額を払って装着したオプションであったり、高額な為、装着を見送ったかもしれない工場装着時オプションも含まれる為、ショックは大きいかもしれない。

充実装備は以下の通り。

・ETC
・マルチファンクション・ステアリング
・コンフォート・アクセス
・ストレージ・パッケージ
・ライト・パッケージ
・CDチェンジャー
・ポプラ・ウッド・インテリア・トリム
・クロム・テールパイプ・トリム

やはり、上記の内容を見てしまうと、今までのオプション価格は何だったんだろう・・・という疑問が沸き起こる。

国産車で言えば、4・5年でフルチェンジする事を考えれば、欧州車のモデルサイクルは2倍ぐらい長いのである。
大きなビックマイナー1回を含めて、小変更は毎年?のように実施されている。
E90もモデルサイクルで言えば、まだ中盤に差し掛かったばかり。
これからビッグマイナーを含めて小変更が実施されていくだろう。

ただ、現時点のユーザーはガックリしないで欲しい。
モデルサイクルが長いBMWは、フルモデルチェンジまで、まだ現行モデルとして活躍できるのだ。


さて、モデル末期のBMWは、精度もアップして非常に完成度が高く、装備も充実しており
一番のお買い得であることは、言うまでもない。
しかし、モデル末期ゆえに、まもなく新型・形式に切り替わり、旧型となる運命なのだ。

まれに旧型が人気を維持する場合もあるが、最近の自動車デザインは、旧型を一気に古臭く見えるほどデザインの変化が著しく、新型を真っ先に買うのが、一番お買い得なのかもしれない。

勿論、モデル末期に比べて、装備はスッピンで価格は高めであることがデメリットであるが、新型モデルの注目度は抜群である。

2008年04月20日

●BMWが新興国で販売急伸

新興国とは、中国やインド市場のことである。
BMWが新興国で販売急伸・・・

自転車やオートバイ、トラック・バス・鉄道がメインだった新興国でもGDPの伸びが著しい中国やインドでは、自動車も爆発的な勢いで拡大している。

高級乗用車は、もともと政府関係者やタクシーなど公用・法人用途がメインだったようだが、貧富の差が拡大するのと同時に、一般庶民にも自動車が普及しつつある。

中国における高級乗用車市場の拡大に合わせて、BMWも中国市場へ提携というカタチで進出した。
現在、華晨中国汽車はドイツBMWとの提携を通じ、中国の国内向けBMWを生産中である。
5シリーズのロングホイールベースなど、独自のマーケットに対してオリジナルなモデルも市販されている。

今後、販売数の増大や品質の向上に伴い、当然、隣国の日本へも導入が検討される可能性があると思い、早速アンケートを設置してみた。

もし、中国製BMWが日本に導入されるとしら・・・あなたの考えをお聞かせ下さい。

設置して日が浅いが、下記の結果となっている。
1位 7票 . ... 26.9% 絶対反対。ドイツ製でなければ買わない
2位 5票 . ... 19.2% どの国でも良いが製造国を明確に表示すべき
2位 5票 . ... 19.2% 品質に問題あり

既に日本車も一部の車では、中国製?エンジンを搭載した車が、日本車として国内を流通しているようである。冷凍食品問題で微妙な関係となってしまったが、ありとあらゆる商品にmade in chinaが入り込んでいる。数万点の部品からなる自動車とて、グローバル化の波から逃れられない。新興国として、南アフリカ製自動車は、生産台数と実績から見て、成功例に例えられるだろう。

しかし、アンケートの結果を見る限り、イメージ戦略を重視するBMWにとっては、冷静に日本市場と顧客の志向を分析しておいて損はないだろう。