2008年07月18日

●レクサスの失速

今年度に入り、高級ブランドの輸入車が販売を減少させている中で、
レクサスが販売台数を大幅に減少させているようである。

LSの購入対象に対して販売が一巡してしまっただけの事で、
当初から予想された結果だったとも思える。

レクサス系ディーラーは、店舗の大胆な改装などを行っており、
1台あたりの利益率は、他のチャネルに比べても良いとは思われるが、
販売台数が予定に達しなければ、撤退するディーラーも出てくるだろう。

輸入車からの乗り換えが予定通り進まなかった・・・とあり、
2割程度の数字は、多いと見るか少ないと見るかは難しい所だが、
高級輸入車市場の中で、どのメーカーのシェアが食われたのだろうか。
LSに乗り換えた方が、前車はどのような車に乗っていたか、興味のあるところ。

後発のクラウンが、エンジンを流用したり、機能面でレクサスを凌駕するのは、
当初からわかっていた事ではないだろうか。

海外では、クラウン未導入であり、レクサスの存在感は十分にあるが、
日本には、車幅を1800ミリ以下に抑えた日本専用モデル「クラウン」
が存在する。日本人の志向を熟知したクラウンは、欧州車以上に
レクサスLSの強力なライバルとなってしまうのだろう。

レクサスが世界戦略車だとすれば、日本人向けでない部分も存在し、
日本専用モデルに劣る部分も出てくる。

トヨタユーザーに対する高級車としての位置付けであるならば、レクサスの存在価値は無い。
LS効果が無くなった今、次期ハリアーや次期SC、スポーツカーの新型モデルだけでは、
レクサスディーラーにとっては、厳しい状況が続くだろう。