2008年05月18日

●BMW 135iの価格設定の妥当性

http://response.jp/issue/2008/0518/article109410_1.html
上記の記事に疑問を投げかけてみる。

135iのアメリカでの価格を調べてみると36000ドル弱のプライスタグである。
装備の違いはあるが、1ドル105円換算では、378万円となる。
文中に書かれている約60万の豪華?オプションを追加しても440万にしかならない。

戦略的に安い価格設定が行われているアメリカの価格設定を考慮しても、
日本との価格差はなんだろうか。

ちなみにユーロとドルの関係で言えば、ユーロ高の状況は円と同一である。
言い換えれば、アメリカでは為替差損を大幅に無視した価格設定が行われており、日本が安いとする説明に説得力は無い。

また、日本向け仕様は、オプション装備では無く、標準装備となるため、
オプション品として価格を上乗せした計算式は大きな誤りである。
(工場で一括生産されるため、大きくコストが下がる)

日本向けのBMWとしては、確かにお買い得に感じるプライス設定であることは否定しないが、
評論したコメントには、かなり疑問が残る内容である。

135iを選ぶユーザは、価格よりもコンパクトなボディサイズをメインで選ぶのであって、
文中に挙げられたライバルもイマイチ、ピント外れだろうか。


一番笑える点は、下記のコメントである。

>アメリカや南アフリカなどでなく、ユーロ高が進行しているドイツ工場
>で生産されたモデルを輸入していることを考慮すると、
>価格的にはかなりリーズナブル

ドイツが高いのは認めるが、アメリカや南アフリカからの輸入は、価格を安くしないとおかしい・・・的な内容が堂々と書かれていることである。
ここだけは、疑問でなく、正直に書いてしまって良いのだろうか・・・と賞賛しておこう。

2008年05月12日

●1シリーズのマーケティング戦略

http://response.jp/issue/2008/0511/article109116_1.html
1シリーズのマーケティング戦略について書かれている。

>「まず第一は、20代から30代の独身、ないしは結婚はしているが子供はいない、いわゆるDINKSといった、経済的にゆとりのある男性です」
>「もちろん若年層だけでなく、子供の教育を終えて大きなクルマが必要なくなった50代から60代のユーザーもターゲットにしています。」

20,30,50,60って結局、ほとんど全てがターゲットじゃないか。・・・

また、経済的に自立して余裕のある方もいれば、親のスネかじりの若者が高級車を乗り回しているケースも多いだろう。また、鬼のようなローンレンジャーで購入する若者もいるハズ。

っていう事で、マーケティング戦略と言いつつ・・・良くわからない。
135iの場合、込みで600万になるので、この値段を買うユーザーは、335iもターゲットに入ってくるだろう。

また、経済的なゆとりがある層は、車格にもゆとりを求めるとすれば、やはり335iだろうか。

1シリーズというエントリーモデルでもハイパワーなクーペがお求め安い?価格で登場したから、リッチな若者でも買えるだろう・・・的な安易なマーケティングだろうか。

現状、318i/320iクーペの購入層のターゲット、マーケティング戦略も聞いてみたいもんである。

2008年03月22日

●一番安価なクーペ って違うでしょ。

日本経済新聞社系列のサイトで気になった記事

>価格はMT車が538万円、AT車が549万円。
>BMWブランドでは一番安価なクーペとなり、
>スポーティさを求める若年層など新規顧客の開拓を狙う。

一番安価なクーペは320iクーペである。
1シリーズでクーペが発売されたから、現状を調べもせず記事を書いたのだとしたら
非常にレベルの低い記事である。
個人サイトならまだしも、マスメディアのサイトで、こういったレベルの記事が最近目につく。

135iクーペは500万円台なので、若年層の一般的な年収レベルには厳しいだろう。
現時点のエントリークーペは400万台の320iクーペなのである。それでも20代の若年層にとっては、
頑張って買うレベルかと思うが。

今回の記事は、プレスリリースをそのまま引用・・・というよりも
記者の直感的な思い込みだけで記事を機械的に書いているような気がする。